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お椀のお話

今日もお椀のお仕事をしていました。

少し前のお話になりますが、同級生が結婚しました。

同級生同士の結婚で二人とも友人です。

その二人にお椀を二つ、夫婦椀としてお求め頂きました。

その二つのお椀には

「二人が末永くお幸せでありますように」

と怨念にも似た呪いをかけておいたわけです。

母親が愛情のこもった料理はなぜかおいしい。

ピッチャーが気持ちを込めて投げた投球は打てない。

情熱のこもった歌を聴いて涙が止まらない。

など、なんとも説明しづらい感覚的な事ってありません?

僕、こういうの好きなんです。

だから、何か作っている時も

これを使ってくれた人が幸せになりますように。

とか、

このお椀によそったお味噌汁が美味しくなりますように。

って気持ちを込める事にしています。

そんなわけでこの記事を見てくれた方に

「明日、良い事がありますように。」

呪い、かけておきますね!

では、また☆彡