このお椀なにかわかりますか?
合鹿椀と言います。
今日は、このお椀について調べてみました。
「合鹿椀」なんて読むの?
「ごうろくわん」と読みます。
石川県能登町の旧柳田村の合鹿地方で作られたお椀で
それがこのお椀の名前の由来になります。
現在は全国の産地の職人や漆器作家の方が製作しています。
合鹿椀の特徴
一番の特徴はこの形になります。
高台の部分が普通のお椀よりもかなり高い!
これは、まだ食事にテーブルを使う文化無かった時代に
器を床に置いた状態でもお食事ができるように考えられた形です。
大きさはどのくらい?
直径が約13~14cm。
高さが10cm~11㎝。
普通の汁椀に比べるとかなり大きなサイズになります。
合鹿椀で何を食べるの?
昔はこのお椀でたっぷりとご飯(お米)を食べていたそうです。
すごい量ですね!!
でも、今の生活で一日3食、合鹿椀を使ってご飯を食べちゃうと絶対に
食べすぎです。なので、今は、うどん、お蕎麦、お雑煮、野菜たっぷりのお味噌汁
等に使っていただくのがいいかなって思ってます。ご飯だと丼ものにちょうど良い
大きさです。
まとめ
もし、この先、漆器売場だったり、ギャラリーだったりで
この形のお椀を見かけた時は、
「あっ!これ合鹿椀だね!テーブルが無かった時代にご飯を食べやすいように
高台を高くしてあるのんだよ。」
っと、ドヤ顔で語って頂けるとうれしいです。
では、また☆彡